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京の季節の味

季節だより

◆大根炊き(だいこだき)

千本釈迦堂(大報恩寺)では十二月七・八日、寒い冬を迎えるときに「煮た大根」を振るまう行事が行われます。京都では、“大根”を「だいこ」と発音していることから、「だいこだき」と呼ばれ“京の冬”を告げる行事として知られてきました。
これは釈迦が悟りを開いた成道会(じょうどえ)にちなんだ行事の一つでもあります。「大根だき」は鎌倉時代に釈迦堂の三世慈禅上人が、大根の切り口に米で梵字を書いて諸病除けを祈祷したのが起こりだと言われており、現在は「中風除け」に効くと言われているようになって、今は、そのまま食べても支障がないように梵字もカラメルを使って書くようになっているそうです。
この梵字はサンスクリット語で「キリーク」といって“阿弥陀如来”の意味を表している文字だと聞いています。
使われる大根は、信者からの寄進による“聖護院大根”(淀大根)を約五㎝角に切り、油揚げを入れ、昆布と鰹のだしでゆっくりと煮込んだものを参詣者にふるまわれます。
もう一つ、十二月九・十日に了徳寺(右京区)で行われる「鳴滝の大根だき」も、千本釈迦堂と共に有名で、ここの「大根だき」は親鸞上人が、この地に立ち寄った時に村人が大根を炊いてもてなしたのが始まりだと伝えられ、上人の忌日に上人を偲ぶ報恩講としての行事になりました。
ここの大根だきの大根は、細長い“笹大根”を用い、昔は寺の畑などで作ったものを使っていたのですが、今は亀岡で作っています。大根だきでは、切るのは女、煮るのは男、加減はすべて口伝で申し送られているそうで、雨の多かった年には大根から水が出てきて、雨の少ない年には煮ている途中で水を足すなど、たくさんの大根を炊くのは大変難しいと言われています。
このような、京都の仏教行事は、僧侶を中心とした法会と、地域の人々の願いを込めた庶民信仰の2つに分けられます。後者は各宗派の祖師の忌日か誕生に係わるものが多く、“五穀豊穣・減罪除災・祖先の供養”など仏事の目的で行われますが、「大根だき」も庶民信仰の長い歴史なのです。

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