活動報告

京都府総合防災訓練に参加しました!

みなさんこんにちは

京都府栄養士会です。

 

2024年10月27日(日)に福知山市で京都府総合防災訓練および近畿府県合同防災訓練が行われました。

京都府栄養士会はJDA-DAT9名の他に福知山市の管理栄養士さん1名を加えた計10名で活動させて頂きました。

 

福知山市三段池公園総合体育館では、保健医療福祉調整支部訓練と災害医療救護訓練が実施されました。

保健医療福祉調整支部訓練では、中丹西保健所の指揮の元、保健医療福祉活動チームや福知山市、医療関係団体等と連携した受援調整を行う訓練を行いました。フェーズに応じた福知山市での被害状況・ライフラインの復旧状況などの報告や各災害支援チームの被災地の状況に対応した支援・連携などが話し合われました。

災害医療救護訓練では、市の栄養士の指揮の元、避難所の要配慮者に対し栄養相談を行いました。また、屋外では、自衛隊による炊き出し訓練も行われており、衛生管理の点での視察、配食の手伝いを行いました。

陸上自衛隊福知山訓練場では、実施訓練のほか、防災展示(28団体)、車両展示(13台)が催され、各々の活動紹介や市民への防災啓発がなされました。

私たち京都府栄養士会は、パネルや防災食、車両展示の他、パッククッキングの実演や防災食の試食コーナーを設け、我々の活動の周知や災害時の食についての啓発を行いました。

試食コーナーでは、“災害時の調理のヒント”として、アルファー化米を美味しく栄養満点にする調理法をご紹介しました。実演コーナーでは、災害時に役立つ調理法“パッククッキング”を行いました。およそ200人の市民が試食を楽しみながら“災害時の食の話”に耳を傾けてくださいました。

 

京都府栄養士会は、毎年、防災訓練に参加しこのような啓発活動をおこなっています。平時から“十分な備えをしておくこと”、そして、発災後の“避難生活を上手に過ごす方法“などをお伝えしています。しかし、より重要なことは、伝えた知識を実際に活用していただけるよう実践へ導くことです。体験を通した、一歩踏み込んだ活動がいざというときに役立ちます。

今後も、市民のみなさんの”災害の備えに対する意識“の向上に繋がる活動を続けて行きたいと思っています。

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